性病の予防法
性器ヘルペスの予防法
ヘルペスウイルスの特徴として、所属神経節に潜伏して発症を繰り返す。
性器ヘルペスウイルスの場合は、骨盤内陰部神経節に潜む。
女性の場合には、月経が来るたびに性器ヘルペスが発症し、精神的に追い込まれる者がいる。
患者も医師も根気強い治療が必要である。

尖圭コンジローマの予防法
一般にコンドームの使用による予防効果は極めて高いが、性器の周囲にもウイルスが
潜伏していることがあるため、最近の疫学調査では必ずしも完全ではないとされている。
よく、相手の性器を確認することが重要とされているが、無症候の潜伏期間である場合も
多く不完全である。
完全な予防法としては、以下があげられる。
いずれもお互いに1年以上誰とも性行為を行っていないことが最低条件である。

女性
感染の可能性がある男性に出会ってから1年以上、その男性が自分を含めて
一切誰とも性行為を行っておらず、1年以上何の症状も示さなかった場合には、
その男性とコンドームでSEXしても99%感染は無い。

男性
感染の可能性がある女性に出会ってから1年以上、その女性が自分を含めて
一切誰とも性行為を行っておらず、この間何の症状も示さず数ヶ月の期間をおいて
2回以上の細胞診で陰性であった場合には、その女性とコンドームでSEXしても99%感染は無い。

C型肝炎の予防法
針刺し事故では速やかに傷口を洗い流す。
針刺し事故後に予防的にインターフェロンを投与することもあるが、
急性肝炎発症率は1%程度と低いので必ずしもやらなくてよい。

エイズ(HIV)の予防法
HIV自体の感染力は非常に弱く、感染するのは次の場合に限られる。

血液による感染
HIVを含んだ血液が、傷口に直接触れた場合や、麻薬等で注射針を使い回しした場合等で、
血液中にHIVが侵入することで感染する。日本では医療現場において注射針を使い回しすることは、
現在は行われていない。しかし一部の外国では、未だに注射針を使い回しされている場合がある。
特に海外で輸血される場合は、十分に注意する必要がある。

性交渉による感染
HIVを含んだ性分泌液(精液、膣分泌液)が、体の粘膜(口腔粘膜も含む)に直接触れ、
血液中にHIVが侵入することで感染する。
したがって感染を予防するにはオーラルセックスの段階からコンドームの適切な使用が必要である。

母子感染
母子感染での感染の危険性が高いのは、産道通過時と母乳によるものであり、
帝王切開や人工母乳(粉ミルク)を使うことである程度防止できる。
また周産期に感染する場合があるため、母親に対しては抗HIV薬を投与することにより
感染を防げる場合がある。
以上のように感染ルートは非常に限定され、日常の生活で感染する可能性は無い。

梅毒の予防法
コンドームの着用。不特定多数との性行為の自粛。
禁欲(最も確実な予防策である)

性器クラミジア感染症の予防法
コンドームの着用である程度予防することができるが100%ではなく、
口から口へという場合などが考えられる。
一番の予防法は不特定多数との性行為の自粛である。

淋病の予防法
コンドームの着用。不特定多数の異性との性行為の自粛。
カンジダの予防法
カンジダ症の予防は、まずこれらの湿気の多い箇所を常に清潔に保つことが最大の対策と言える。
もし予防に失敗し症状が悪化した場合には、すぐ皮膚科(病院)受診し、
菌(カビ)の確定をするよう努めなければならない。

アメーバ赤痢の予防法
飲食物の加熱、手洗いの励行、適切な糞便処理が予防に有効である。
また、シスト排泄者との接触に注意する必要もある。

毛じらみ症の予防法
不特定多数との性行為の自粛